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小牧山城推定想像図

【愛知県小牧市】
近世城郭のルーツ小牧山城
GPS対応の鳥観図で小牧山を歩こう!

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小牧山城推定想像図
 
1563年、織田信長は30歳にして、ここ小牧山に初めて自ら城を築き天下統一の第一歩を踏み出しました。
信長の築いた初めての城、小牧山城には信長のエッセンスが随所にみられます。
なかでも特出すべきは山頂に築いた石垣です。それまで土で築かれていた城に、信長は尾張地域で初めて石垣を採用しました。「土の城」から「石の城」への転換がここ、小牧山城で起きていたのです。
そのほかにもセオリーと異なるまっすぐ伸びる大手道など、小牧山城には、信長の思考が濃く反映されていると考えられています。
本能寺の変で倒れた信長の後継者争いとして勃発した小牧・長久手の合戦では、小牧山城が徳川家康の本陣となり、羽柴(豊臣)秀吉の軍勢とにらみ合いを続けました。
家康と秀吉の唯一の直接対決である小牧・長久手の合戦は、「家康の天下をとる 大坂にあらずして関ケ原にあり 関ケ原にあらずして 小牧にあり」と記され、真の天下分け目の戦いともいわれています。
合戦後、家康は最終的に天下統一を果たし、小牧山は尾張徳川家により「家康公御勝利御開運之御陣跡地」として大切に保護されます。
そのおかげで、現在の小牧山には信長と家康の遺構が状態よく残されています。
また、信長・家康・秀吉という三英傑が関わり、天下人たちの痕跡が残る小牧山城は、2017年4月に続日本百名城に選ばれています。

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一般社団法人 小牧市観光協会
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